日本政策金融公庫　創業融資審査のポイントを複数回に分けてお送りします。

審査のポイントは、政策金融金庫内のマニュアルに基づきます。今日は、創業の成功要素という観点からの審査のポイントになります。

優れたアイデア

提供する商品やサービスが、同業者と比べて優れているかどうか？突出したアイデアはあるかどうか？

事業に関する経験

自身が勤務した会社と同じ業種で創業するなどの経験だけではなく、知識も持ち合わせいるかどうか、また十分な経験があるかどうかも審査ポイントです。そのため、勤務経験活用型の創業がもっとも多く、成功率も高いとされています。

幅広い人脈

経営を成り立たせるのは、仕入れ先、販売先、自社の従業員などの多くの人の協力・助力が必要になるが、その点のサポートの有無、人脈はどうか？

線密な情報収集

売上高と利益を的確に予測するためには、十分な情報の収集が必要となる。統計データだけではなく、実際に現地にも赴き、自分の目で見て、耳で聞いて、生けた情報を収集するのが大切です。

自己資金

自己資金をどれだけ準備できるかどうが成功率を高めるポイントです。創業前の段階でどれだけの自己資金の貯蓄があるかどうか、貯蓄の金額大きさは、実際の経営が行った際に、無駄な支出がどれくらい省くという経営感覚を磨くことにもつながっているため、審査ポイントになっています。