良い税理士の見つけ方
よい税理士の見つけ方というテーマで今日は、コラムを書きたいと思います。
主に、client目線から考えてみることにします。
1. そもそも何を依頼したいか?
依頼事項は何かをまず絞りましょう。創業、資金繰りなど事業を始めたときの悩みを相談したいのであれば、その分野につよい税理士に頼むのがいいかと思います。一方、国際取引や外国人を雇用している場合には、国際税務に強い税理士を見つけるべきです。
単純に、税務申告だけでを依頼することや、記帳代行のみを依頼するのではあれば報酬が安い税理士を見つけるのも手だと思います。
2. 依頼目的は?
おそらく、ほとんどの人が自分の仕事に集中したいので、税務部分を外注するイメージかと思います。
記帳代行も含めて行っている場合には、すべてをお任せするということになると思いますが、client側からすると本業に集中することができます。
3. どのように見つけるか?
① 知人に教えてもらう
以前は、知人経由の紹介が、税理士は最も多かったです。
同業他社であれば、税理士を通じて、同業他社がどのような動きをしているのかということを教えてくれます。ただ、紹介者に自社の情報が洩れるリスクがあります。税理士には守秘義務があるので、情報が漏れることはないはずではありますが。。。
デメリットとしては、知人のため、紹介を断りにくいという点があります。
② 税理士紹介会社をつかう
税理士ドットコムやビスカスなどの税理士紹介会社を使う方法です。
これは、先程の紹介を断りにくいということはありません。
一方で、自分にある税理士を紹介してもらえる可能性が高いと言えます。
ただ、税理士が支払う紹介会社への手数料が高い(初年度顧問報酬の80%など)ため、報酬の見積もりが高くなる可能性があります。
③ 知人の税理士を頼む
意外と知られていませんが、昔からの友人の税理士に頼む方法です。
その人との関係性によりますが、自分に合う場合には、報酬面も含めて一番良いことがあります。
④ ネットのクラウドソーシングサービスで聞いてみる
ランサーズなクラウドワークスなどで仕事を取る税理士も多いようです。
最近では、ミツモアやZehitomoといったサービスが出てきており、税理士側の手数料が15~40%かかるため、紹介会社よりは敷居が低い気がしています。
ただ、紹介会社よりは、エージェントやコシェルジュといったサービスがつかないため、自分に合う税理士が見つかるかどうかという問題があります。
以上、よい税理士の見つけ方について、コラムを書きました。
いかがだったでしょうか?専門家に依頼をする場合には、やはり何をどこまで頼むかで報酬が変わってきますし、まずは、ご自身でそれを明確化して依頼するのがいいかと思います。
何か、疑問点がありましたら、弊所までお尋ねください。